髪の毛の水分量
女性の方や、男性でも髪の毛を長く伸ばしたことがある方ならわかるかもしれませんが、髪の毛は湿度に敏感に反応するものです。その日の湿度が高かったりすると髪の毛のスタイリングが決まりにくくなるものです。
正常な髪の毛の水分量は11~13%と言われています。
この水分量が適切に保たれていなければ髪の毛のスタイリングがなかなか決まらないという状態になってしまうのです。
湿度が80%くらいになるとキューティクルの間から水分が入り込んでしまうようになります。水分が入り込んでしまうので髪の毛の水分量が高くなってしまうのです。その結果髪の毛全体がふにゃふにゃしたような感じになってしまいます。
髪の毛の水分量が変わってしまうのは、湿度の問題だけではありません。
カラーリングやパーマなどで髪の毛の中のたんぱく質が破壊されてしまっても水分量が変わってきます。髪の毛が5~6%の水分量しか保持できなくなってしまうのです。その結果髪の毛はパサパサしたような感じになってしまいます。
水分量は髪の毛に限った話ではありません。
頭皮にも適切な水分量というものがあります。
頭皮とは、髪の毛を育てる土壌になります。育毛を考える上で健康な頭皮は絶対的に必要になるものだと思います。その頭皮が脂ぎってベトベトした状態だったり、乾燥してパサパサした状態だったら育毛の大敵となってしまいます。
頭皮も通常の皮膚と同じく健康な状態があります。健康な頭皮の条件は美肌の条件と変わりません。
美肌の条件は適度なうるおいのある肌になります。
頭皮も適度なうるおいのある状態が健康な状態です。
健康な皮膚の水分量は16~20%と言われています。
適度なうるおいを保つためには乾燥のさせ過ぎはいけないことになってしまいます。シャンプー後に髪の毛を乾かし過ぎると髪の毛はもちろんですが頭皮の水分量も減らしてしまうことになります。ドライヤーのかけ過ぎには注意したいものです。
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