自分でできる育毛方法紹介サイト

絶対ふさふさにもどってやる!そのためにも頭皮の状態を良くするのは大切です。
どんなに頑張っても頭皮の内側に手を入れるわけにはいきません。頭皮の外側から内側に対して育毛しなければならないのです。
このページでは頭皮について紹介しています。

髪の毛を成長させる土壌

髪の毛は頭皮から生えています。髪の毛を草や木だとすると頭皮は大地にあたります。大地が痩せ細っていると立派な草木が生えてこないのと同じように、健康な髪の毛を生やすためには健康な頭皮作りは欠かせません。

健康な頭皮とはどのようなものをいうのでしょうか。健康な頭皮とは血流が良く、適度なうるおいのある頭皮だとよく言われています。また、頭皮の血流を良くするためにはやわらかい頭皮が必要だということもよく言われています。

なぜ頭皮が固くなってしまうのかというと頭皮の構造が関係しています。

頭皮の場所はどの部分を指すのかというと解剖学的に定義されている頭皮の領域があります。頭皮とは「前が顔面と接し側面と後ろが首に接するもの」であると解剖学的に定義されている領域にあたります。

この解剖学的に定義された頭皮は以下に示す5層に分かれていると通常は説明されます。
(1)Skin(皮膚)
(2)Connective tissue(結合組織)
(3)Aponeurosis(帽状腱膜)
(4)Loose connective tissue(疎性輪紋状結合組織)
(5)Pericranii(頭蓋骨膜)

ちなみにですが、この5層の頭文字をとると英語の頭皮(Scalp)と一致します。5層の覚え方の語呂合わせとして使われているらしいです。

それはさておき、この5層の中の(3)のAにあたる部分である帽状腱膜はピンと張ったすじ状の膜で、この膜に付着している頭皮は硬くなって動きにくくなってしまうのです。動きにくいことに加えて血行が悪くなりやすいのです。

(1)の皮膚の部分は身体の他の部分の皮膚と同じように表皮と真皮、皮下組織からなっています。真皮は皮膚の大部分を占めていて、コラーゲンやヒアルロン酸などから作られていて神経や血管が網の目のように張り巡らされています。髪の毛の源となる毛乳頭や毛母細胞などの細胞はこの真皮の部分に存在します。

髪の毛が健康に育つためには毛母細胞に流れ込む毛細血管から栄養分をもらう必要があります。血流が悪いとこの栄養分の受け渡しが不十分になります。血流を良くするためにも頭皮を柔らかくすることが必要になりますし、頭皮マッサージが有効なケア方法となります。

健康な頭皮には適度なうるおいも必要です。

頭皮は皮脂腺が多く発達しています。皮脂腺からは皮脂が分泌されます。皮脂の分泌が多いと脂性肌の原因となります。反対に、皮脂の分泌が少ないと乾燥肌の原因となります。

健康な頭皮のためには、脂性肌でも乾燥肌でもいけません。適度なうるおいが必要なのです。美肌の条件と同じなのです。脂性の頭皮なら余分な皮脂を取り除く必要があります。乾燥している頭皮なら適度なうるおいを与える必要があります。

育毛を考えていく上で健康な頭皮は欠かせません。血流を良くして栄養分を十分にいきわたらせ、適度なうるおいを与えて健康で太い髪の毛を育てていきたいものです。

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