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絶対ふさふさにもどってやる!髪の毛は抜けるからこそ生えてきます。
ある程度の抜け毛は問題ありません。髪の毛は抜けては生えるを繰り返しているのです。
このページでは髪の毛のヘアサイクルについて紹介しています。

髪の毛のヘアサイクル

薄毛でお悩みの方は抜け毛の量が気になることと思います。管理人も薄くなり始めたころは抜け毛の本数が気になっていました。シャンプーした時や寝て起きたときの枕元に抜けている毛を見てため息をついていたものでした。

しかし、髪の毛にはヘアサイクルがあると知ってからは、抜け毛の本数はあまり気にならなくなりました。ヘアサイクルとは髪の毛は抜けては生えるを繰り返すものだというものです。髪の毛は抜けるからこそ生えてくるともいえるかもしれません。

髪の毛が抜ける量は1日50本~100本です。これくらいの量なら正常な範囲です。

髪の毛は抜けては生えるを繰り返します。この生え変わりの現象をヘアサイクル(毛周期)と言います。

もう少し詳しく言うとヘアサイクルとは髪の毛が成長を続ける「成長期」が続き、その後、成長が止まって抜ける準備を始める「退行期」を迎え、完全に成長が停止した「休止期」を経て髪の毛は抜けていきます。

休止期を迎えた髪の毛は自然に抜けていきますが、そのころには新しい髪が皮膚の下で成長期を迎えています。その新しい毛に押し出されるようにして休止期の髪の毛は抜けていくのです。

ヘアサイクルとは、成長期→退行期→休止期のサイクルのことです。退行期は移行期として解説している本やサイトもあります。いずれにせよ、成長して、成長が止まって、新しい毛に押し出されるようにして古い髪の毛は抜けていくのです。

成長期は毛母細胞が活発に細胞分裂を繰り返す時期です。細胞のたんぱく質が変化して硬い髪の毛として伸びていくのです。成長期の終わりには毛根は皮下組織にまでしっかりと根を下ろし毛幹も太くなります。

成長期は、男性で3~5年、女性で4~6年続きます。女性ホルモンには髪の毛の成長を促す性質があるため、男性よりも女性の方が成長期は長くなる傾向があります。

退行期は髪の毛の成長が止まり毛球部分が固く小さくなり始める時期です。毛母が毛乳頭と離れ頭皮の表面に近いところまで上昇していきます。退行期は男女ともに2~3週間続きます。

休止期は古い毛髪が表皮にまで上っていき抜け落ちてしまう時期です。それと同時に毛根部では新しい毛母と毛乳頭が一体となって新たな発毛の準備が始まります。休止期は男女ともに2~4か月続きます。

髪の毛の量は約10万本です。このすべての髪の毛が同じヘアサイクルを持っているわけではありません。髪の毛は1本1本ヘアサイクルは異なっています。健康な頭皮では髪の毛は、成長期85~90%、退行期1%、休止期9~14%です。

休止期の髪の毛が新しく成長してきた髪の毛に押し出されて抜けていくのです。休止期は2~4か月は続くので、100本くらいの抜け毛は正常な範囲です。こう考えると、毎日のシャンプーやブラッシングの際に抜けていく髪の毛の量のことはさほど気にならなくなりませんか?管理人は抜けて当然なんだと少し気が楽になったものでした。

正常なヘアサイクルは上で述べたようになっていますが、男性型脱毛症(AGA)の場合は少し状況が異なります。AGAの場合は成長期が短くなってしまうために、髪の毛が薄く感じられるようになります。

育毛をしていく上でヘアサイクルを正常なものに保つようにすることは重要なことになるかもしれません。そのためにも、新しく生えてきた毛を大事に育て、成長期を長く保っていくようなヘアケアが必要となるのではないでしょうか。

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