髪の毛の役割

人間の身体にはたくさんの毛が生えています。髪の毛はもちろん、わき毛や陰毛、まつげや眉毛などは目に見える毛の代表的なものです。目には見えにくくても産毛として手のひらや足の裏などを除く全身に毛は生えています。

毛が生えている役割としてその部分を保護するということが言われています。わき毛や陰毛は摩擦によって身体が傷つくことを防いでいます。まつげや眉毛は眼に汗や雨粒が入るのを防いでいます。

髪の毛も同じように生えていることに役割があります。髪の毛の役割は、大切な脳を守ることと有害物質を排出することです。

当然ですが、髪の毛は頭に生えています。頭には脳があります。人間の身体にとって脳みそは心臓などと同じ位大切な器官です。髪の毛はその大切な脳を衝撃や急な温度変化などから守ってくれています。

あまりない状況かもしれませんが、頭にボールがぶつかったり、壁などに頭をぶつけてしまうという衝撃を受けた場合に、髪の毛がクッションとなってその衝撃を和らげてくれます。ぶつかる以外にも、こすってしまうという摩擦の場合にも、髪の毛がクッションの役目をはたしてくれます。

髪の毛は、衝撃や摩擦から脳を守ってくれているのです。

また、急に雨や雪が降った場合には頭が濡れてしまいます。もし髪の毛がなければ直接頭皮に雨や雪があたってしまい急な体温低下を招いてしまいます。

髪の毛があることによって急な体温低下から身体を守ってくれます。雨や雪は髪の表面を濡らしてしまうかもしれませんが、髪に沿って雨粒が流れ落ちたり、雪が解けた水滴が髪の表面に沿って流れ落ちていったりします。髪の表面は濡れてしまうかもしれませんが、内部までは濡れないことが多いです。

髪の毛があるおかげで、直接頭皮を濡らさなくて済むのです。ということは、髪の毛は急激な体温低下から脳を守ってくれているのです。

夏の強い日差しからも脳を保護してくれます。強い紫外線が直接頭皮に差し込まないように守ってくれたりもします。また、暑いときには頭に汗をかき脳が急に体温上昇することから守ってくれてもいます。

このように、髪の毛は急な体温変化を防ぐように脳を守ってくれています。

他にも、脳には体内の有害物質を排出するという役割もあります。食事などによって、体内に水銀や鉛やアルミニウムなどの有害物質が取り込まれてしまうことがあります。当然ですが有害物質は健康上問題となってきます。一定量以上体内に蓄積されてしまうと健康を崩してしまうのです。

健康を崩してしまっては大変なので、有害物質を身体の外に排出しなければいけません。その役割を果たしてくれるのが、髪の毛や汗などです。有害物質は、髪の毛や汗などを通して排出されるのです。

髪の毛は有害物質からも身体を守ってくれています。

身体に生えている体毛には身体を守るという役割を担っています。髪の毛も脳を守ったり、有害物質を排出したりという重要な役割を持っています。重要な役割を持っているというのに、髪の毛は薄くなってしまいます。

薄くなるのは、年のせいだとか、遺伝だから仕方ないとあきらめてしまう人も多いと思います。しかし、適切な育毛方法を施せば髪を再び生やしたり、現状維持を続けることは可能なものです。

身体の機能として重要な役割を持っている髪の毛です。自分の身体を守ってくれている大切な髪の毛なのです。「もういいや」とあきらめてしまうことなく育毛を続けていき、再びふさふさな髪を取り戻せるよう頑張っていきたいものです。

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