薄毛は生活習慣が関係する

育毛にとって良くないとされている生活習慣もあります。普段何気なく行っている日常生活の中で、知らず知らずのうちに育毛に悪いことをやってしまっているのです。

たばこの害はいたるところで色々と言われています。育毛にとってもたばこは良くありません。

たばこを吸うと血管が収縮させてしまいます。血管というのは髪の毛に栄養分を運ぶ通路です。その血管が収縮してしまっては、髪の毛にまで栄養分が届きにくくなります。たばこが髪の毛を育てるのを妨げてしまっているのです。

たばこの影響は他にもあります。たばこを吸うと男性ホルモンを増加させてしまいます。テストステロンやジヒドロテストステロンなどほとんどすべての主要な男性ホルモンを増加させてしまうのです。テストステロンやジヒドロテストステロンは男性型脱毛症（AGA)を引き起こす犯人です。たばこを吸うことは、AGAの原因となる男性ホルモンを増加させてしまう原因にもなります。

たばこは、ビタミンCを失わせてしまうこともあります。脱毛を防ぐビタミンとして葉酸があるのですが、葉酸が働くためにはビタミンCが必要なのです。たばこがビタミンCを失わせてしまう結果、葉酸の働きが鈍くなってしまうことも考えられます。

たばこは皮膚の水分量を減らしてしまうこともあります。皮膚の水分量が少なくなるので、頭皮のうるおいが無くなり肌はカサカサして肌荒れが起こったり、フケが多くなったりします。頭皮の状態が悪くなれば育毛にとっても良くありません。

たばこは育毛にとっても百害あって一利なし状態です。たばこはやめることができればそれが一番ですが、もしもやめることがストレスにつながるのならば、できるだけ吸う本数を減らすように努力してみてはいかがでしょうか。

紫外線も育毛にとっては良くありません。髪の毛が紫外線により傷めつけられてしまうと、髪の毛のケラチンが破壊されます。そうなると、キューティクルがはがれてしまい、髪の毛のうるおいを保つたんぱく質や脂質が溶け出しやすくなります。髪の毛は変色してしまったり、パサついたりして強度が低下し抜けやすくなってしまうのです。

睡眠不足も育毛にとって良くありません。睡眠不足になると自律神経のバランスが崩れてしまいます。また、睡眠不足になると男性ホルモンの分泌が増えてしまうとも言われています。

人間の成長ホルモンは夜10時から2時の間に一番分泌されます。この時間の間には寝ていることが育毛にとっては良いことなのです。睡眠不足になるほど深夜まで起きてしまうことは育毛にとっても良くないことだというのはこのことからも言えると思います。

過激なダイエットも育毛にとって良くありません。ダイエットをするからと食事量を減らしてしまっては育毛のために必要な栄養分まで減らしてしまうことになります。栄養不足になってしまいたんぱく質が不足すると髪の毛は細く弱々しくなってしまうのです。

育毛のために気を付けなければいけない生活習慣は多岐にわたっています。しかし、どれも育毛にとってというばかりではなく、身体全体の健康にとっても必要なことだと思います。育毛を行う上でもなおさら健康状態に気を使って生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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